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刑法厳罰化求め全国行脚 [社会]

http://www.the-miyanichi.co.jp/news/index.php3?PT=1&DT=20050712

昨年五月、宮崎市永楽町の自宅に放火され、妻=当時(46)=と娘=同(12)=を亡くした自営業ストッキ・アルベルトさん(49)が、再犯者に“終身刑”を設けるなど、刑法の厳罰化を求める署名活動を始めた。火を付けた被告に、宮崎地裁は求刑通り無期懲役を言い渡した。それでもストッキさんは「被告は出所後に放火して妻と娘を奪った。無期懲役刑でも仮出所すれば、同じことが起きてもおかしくない」と危機感を抱き続ける。妻と娘の写真を抱き、全国をバイクで署名行脚する旅に十四日、出発する。

 「被告人を無期懲役に処する」。殺人、現住建造物等放火などの罪に問われた竹山裕二被告(38)に宮崎地裁が判決を言い渡したのは六月三十日。閉廷後、ストッキさんは「裁判やり直してほしい。竹山被告は刑務所を何回も出入りしている。人を殺してもまた社会に出る。死んだ妻と娘がかわいそうだ。この国の法システムはおかしい」と怒りをあらわにした。

 ストッキさんは再三、公判の意見陳述で竹山被告が社会に出られない判決を望んだ。しかし、刑法に絶対終身刑はなく、無期懲役でも早ければ十数年で仮出所が可能。宮崎地検はストッキさんに「火を付けており直接殺害に及んでいない」と説明し、無期懲役を求刑した。

 この判決をきっかけに、ストッキさんは仮出所のない絶対終身刑の創設や、重大犯罪で刑務所の服役歴がある者を警察が警備するよう刑罰制度の改革を求める署名活動を開始。すでに本県や知人がいる福岡、熊本から一万三千人の署名を集めた。

 知人を頼りに全国十四県をバイクで移動する旅の後、法務大臣に署名を届ける考えだ。「バイクが好きだった娘の友理恵も一緒に乗っている気がして、涙が出る」とストッキさん。友理恵さんと妻公子さんの無念に応えるために半年から一年で十万人の署名を集めたい考え。終身刑を導入しようとしている国会議員にも働き掛ける。

 活動を応援している宮崎市の近藤日出夫弁護士は「死刑と無期懲役の間にすき間がありすぎる。国民的な議論になっていない」と同調。宮崎犯罪被害者支援センターのボランティアも県内の署名集めに賛同するという。

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女子高生コンクリート事件、神戸児童殺傷事件等の犯人は現在出所していて、さも一般人のように生活しています。
それは国民に知らされないまま、自分の近所に住んでいるのかもしれません。
被害者の人権を奪う加害者の人権が守られる社会。
こんな政治家がいるようでは、もうだめかも分からんね。

放火で妻子を失ったストッキさんを応援するページ


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